ただ、そこにいるだけでもいい場所。

"ありがとう"のお手紙


先日のにしのみやこども食堂でのこと。

オープン少し前から子ども達が来店。
少し早くに来てくれた子にお願いをして、いつもお店の外に貼っている看板を作ってもらいました。
f:id:kodomoshokudou:20160504144612j:image

営業開始の17:00からはぞくぞくと子どもたちが。
15分後にはとてもわいわい賑やかな空間に。
美味しいと言って綺麗に返ってくるお皿をみるのは本当に気持ちが良いものです。(どの子もみんな残さず食べてくれるので、無理してないかな?と少し不安になるほどです。)

写真は、ご飯を食べる子どもたちと楽しそうに会話に興じる当法人の松本専務理事。
f:id:kodomoshokudou:20160503001005j:image


そんな中、これまで何度もこども食堂に来てくれていたある子どもが、お手紙をくれました。
「外で読んできて!」と言われたので少し離れて手紙を開くことに。

手紙には
「月曜日にならいごとが入ってしまったので、こどもしょくどうに行けなくなりました。さびしいです。でも、てんちょうさんのことは忘れません。またあいたいです。」
と書かれていました。

にしのみやこども食堂がオープンして4ヶ月。
当初は来客0人の日もしばしばありましたが、少しずつ、少しずつ子どもたちと賑やかに食卓を囲む日が増えてきました。
親しみを持って接してくれる子どもたちから、いつもたくさんのものを与えられています。
ですが、自分たちだけでなく子どもたちにとっても大切な場所になりつつあることを実感でき、とても嬉しく思います。

この場所を好きだと言ってくれる子どもたちがもっと増えて、毎週月曜日が待ち遠しくなるような、そんなこども食堂になるようこれからも尽力していきたいと思います。
f:id:kodomoshokudou:20160504150025j:image

店長 田中遼太郎